慢性腰痛
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慢性的な腰痛で多いのが、検査(レントゲンやCT、MRIなど)を受けても異常が診られないが腰が痛かったり、重かったりする、というものです。
その場合、筋肉疲労が原因で腰痛になってしまっている場合も多いです。
よく、「骨のゆがみ」と言いますが筋肉は骨に付着しています。腰や骨盤周辺の筋肉が固まってしまい、骨を引っぱってゆがませている場合もあります。
筋肉が固まって、いわゆるコリと呼ばれるような固い筋肉になってしまうメカニズムは通常の場合、
筋肉に疲労物質がたまる→血液の流れで疲労物質を流す→筋肉が疲労回復する
と疲労が回復していくものですが、
この回復のサイクルよりも疲労がたまる方が勝ってしまうと、
筋肉に疲労物質がたまる→筋肉が固くなる→血液の流れが悪くなる→筋肉があまり疲労回復できない→さらに疲労がたまる…
という悪循環のサイクルを繰り返し、だんだんと固い筋肉になっていってしまいます。
原因としては、年齢や運動不足による筋力低下もありますが、次のような仕事をしている方々は腰痛持ちの人が多いように感じます。
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重い荷物を扱う仕事または看護や介護の仕事をされている方
介護などに代表されるような、極端に重い物(や人)を持ったりする仕事の方は比較的、若い年齢でも腰痛の方が多いようです。
重いものを持ったり、人を支えたりと同じような体勢で同じような筋肉に負担をかけ続けているので筋肉疲労がたまり、慢性的な腰痛になるようです。
筋肉の使いすぎによる腰痛です。
こういった方はいかに筋肉疲労を取るかが重要になってきます。
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寝る前などにストレッチを行う
筋肉を伸縮させることで筋肉疲労が取れます。最初は面倒だったりしますが、習慣にすればやるのも苦ではなくなってきます。
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夏でもシャワーだけにせず、湯船につかる。
1人暮らしの方などは、特に多いようですが温めることで血流が良くなります。
- 特に腰に負担がかかる作業ではコルセットなどで腰を固定。
長時間の使用は筋力低下につながりますが、特に腰に負担のかかる作業時はコルセットなどを着用しても良いと思います。
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寝る前などにストレッチを行う
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デスクワークや長時間運転される仕事の方
逆にデスクワークや運転の仕事で、特に運動不足の方はある程度の年齢になってから慢性的な腰痛になるようなケースが多いようです。
また、運動不足で肥満になったりすると腹筋などの支える力不足+上半身の重み増加という相乗効果(悪い意味での)で、腰に負担がかかってきます。
そして、実は座って楽になるのは足の筋肉だけで、特に腰には立っているとき以上の負担がかかりやすいのです。特に悪い姿勢で座っていると立っているときの倍近い力が腰にかかっていることもあります。
こういった方は、いかに筋力低下や筋肉が固まるのを防ぐかが腰痛予防の重要な鍵となってきます。
普段から、次のようなことに注意してみましょう!
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寝る前などに軽い腹筋などを行う。
いきなりジムに通ったりは難しいでしょうが、出来る範囲で始めてみましょう。最初は少ない回数で良いです。
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こまめに立って軽くのびをする。
運転される仕事の方は難しいと思いますが、デスクワークの方は、こまめにたって体をのばしてみましょう。
- 出来るだけ、正しい姿勢で座る。
長時間、同じ姿勢で座っているだけでも負担はかかっていますが、それが悪い姿勢となれば、なおさらです。
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寝る前などに軽い腹筋などを行う。
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重い荷物を扱う仕事または看護や介護の仕事をされている方
おおた整体
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