オスグッド病

オスグッド病の症例報告

オスグッド病とは

オスグッド病（オスグッド・シュラッター病）は、成長期の子どもに多く見られる膝の障害で、主に10～15歳の成長期の子ども、特に男子に多く発症します。

膝のお皿の下にある「脛骨粗面（けいこつそめん）」という部分に痛みや腫れ、骨の突出が生じる症状が特徴で、バスケットボールやサッカーなど、ジャンプや急な方向転換を多く行うスポーツをしている子どもに多く見られるスポーツ障害の一種です。

日本国内での正確な患者数の統計はありませんが、整形外科の膝疾患の外来患者のうち約4.4%がオスグッド病による受診者であるというデータがあります。

成長期の子どもたち、特にスポーツを熱心に行う子どもたちの間では比較的よく見られる症状と言えるでしょう。

オスグッド病を放置すると、以下のような問題が生じる可能性があります。

痛みが慢性化すると、日常生活の質が低下してしまいますし、 膝をかばう動作が続くと、腰や股関節や反対側の膝に負担がかかり、別の障害が発生することがあります。

長期間放置しておくと成長期の骨が変形してしまい、膝下の隆起が大きくなり、将来的に負担がかかりやすい膝になってしまうこともあり、最悪の場合、大人になってからも運動時に痛みが残る「オスグッド後遺症」に悩まされることになります。

オスグッド病の原因

開院以来、当院にはオスグッド病でお悩みのお子様が数多く来院されています。

これまでの施術経験から言えるのは、オスグッド病になってしまう原因はひとつではなく複合的であるということです。

オスグッドの原因として次のものが挙げられます。

オスグッド病はこれら複数の原因が絡み合って起こる場合が多いです。

複数の原因が引き金となり、膝の関節や「成長軟骨」と呼ばれる骨に過度な負担がかかり続けた結果、オスグッド病となります。さらに姿勢の悪さや足首の硬さが負担を助長する事もあります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。オスグッド病は豊富な改善実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

オスグッド病への一般的な治療法として、次のようなものが一般的です。

安静（運動制限）

大事な時期に部活動や重要な大会を休まなければならない事もあり、チームから離れることへの精神的負担も大きいです。

また、完全に治るまでに数ヶ月かかることもあると、長期間のスポーツ休止で技術や体力の低下を招く可能性があります。

薬物療法

長期使用は胃腸障害などの副作用のリスクがあり、根本的な解決にはなりません。

注射療法

痛みを伴うことがあり、効果は一時的です。また、成長期の子どもには使用を控えるべきケースもあります。

オスグッド病を改善するために

きちんと改善するには、まずは何故、オスグッド病になってしまったかという原因を明らかにします。病院等で診断が出ていたとしてもそれが本当の原因で症状が出ているとは限りません。

そのために体の状態を詳しくみていく必要があります。本当の原因が分かっていない状態で、治療を始めてしまっては行き当たりばったりになってしまい、根本的な改善が見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、オスグッド痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

豊富な知識と経験を持つ院長が、検査から治療まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

オスグッド病の患部である膝はもちろん、大きく関わっている箇所を詳細に分析します。姿勢の歪み、足首の硬さ、筋肉や関節の可動域、運動動作などをチェックしたうえで改善を目指します。

今までの治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でオスグッド病が改善する理由

オスグッド病をはじめとして子供の痛みの改善には患部の状態だけでなく、身体の状態を把握することが最も重要です。

子供は痛みや症状を表現するのが得意では無いケースが多く、だからこそ、身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さないことで治療効果が高まり、それが当院におけるオスグッド病だけでなく、膝の障害に対する豊富な改善実績に繋がっています。

オスグッド病のQ＆A

オスグッド病は自然に治りますか？

オスグッド病は成長期特有の症状で、成長が止まる15～17歳頃には自然治癒することが多いです。ただ、適切な処置をせずに運動を続けると症状が悪化し、成人後も痛みが残ることがあります。早期発見と適切な対応が重要で、当院ではきちんと治療して再発防止を推奨しています。

オスグッド病は大人になっても続きますか？

多くの場合、成長期が終わると症状は改善します。しかし、適切な治療を受けずに運動を続けると、骨の変形や慢性的な痛みが残り、成人後も「オスグッド後遺症」として痛みに悩まされることもあります。

オスグッド病でも運動を続けることはできますか？

症状の程度によります。軽度であれば、痛みが出ない範囲での運動は可能ですが、痛みが強い場合は一時的な休止が必要です。当院の基本方針としては可能な限り、運動を続けながら治療をしていきます。段階的に運動量を調整していくことが大切です。

オスグッド病は両膝に発症することがありますか？

はい、両膝に発症することもあります。片方の膝から始まり、もう片方にも症状が出ることもあります。両膝に症状がある場合は、より慎重な対応が必要になってきます。

オスグッド病の治療期間はどのくらいですか？

症状の程度によって異なりますが、軽症の場合はすぐに改善して運動を完全に出来るようになるケースもありますが、症状が悪化している場合は、期間を必要とすることもあります。個人差が大きいため、当院では初回の検査でどれくらいの期間が必要かを調べていきます。

オスグッド病に悩まされていた皆さまも、当院での整体施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体とオスグッド病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも珍しくありません。

オスグッド病は早めに対処することで、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

高校でもバスケが出来るようになった